Japan Research Center
ハーバード・ビジネス・スクール日本リサーチ・センターは、2002年1月に東京に開設されました。HBS教官の日本における研究とケース・スタディ作成 を支援することがセンターの主な目的です。日本リサーチ・センターはHBSのグローバルな研究・教育 活動を推し進める重要な一翼を担ってまいりました。日本リサーチ・センターの支援によって、HBS教官は日本企業の経営課題、最新の動向、慣行についての 理解を深め、日本の視点を適切に取り入れたケース・スタディや教材を作成して、MBA・エグゼクティブ教育プログラムの充実を図ることができます。また、 日本の企業、大学、政府機関、HBS卒業生などとの絆を強めて、HBSの活動のインパクトを確実なものにすることを目指しています。日本リサーチ・セン ターの協力により、HBSの教官は日本企業の経営の重要な革新を認識・研究し、自らのアイディアを日本の枠組みの中で発展させ検証することができます。
東京でリサーチ・シンポジウムを開催
ハーバード・ビジネス・スクールは、2007年3月23日に東京でリサーチ・シンポジウムを開催し、ジェイ・ライト学長が開会の挨拶を行いました。リサーチ・シンポジウムに関する情報はここをクリックしてください。
ニュースレター No. 11 | 2008年2月
2007年下半期の活動について
ケース
Roppongi Hills: A City Within A City(六本木ヒルズ: 都市の中の都市)(9-707-431)
アニタ・エルバース教授(マーケティング) とアンドレイ・ハジュー教授(ストラテジー)
は、六本木ヒルズについてのケースを作成しました。六本木ヒルズは、日本の大手不動産開発会社である森ビルが手がけたおよそ12万平方メートルに及ぶ東京の複合施設で、オフィス、住宅、小売店やレストラン、ホテル、映画館、美術館からなります。同社の森稔社長は、赤字が続く美術館の将来について考えています。
Kinyuseisaku: Monetary Policy in Japan (日本の金融政策)
ラウラ・アルファーロ教授 (BGIE)
は日本の金融政策についてのケースを作成しました。このケースは、1945年以降の日本の金融政策の概観から始まり、日本銀行のデフレ克服に向けた1990年代の取り組み(ゼロ金利政策や量的緩和政策等)について論じています。ケースでは、日本の政治と国際金融市場が非常に不安定な状況下において、福井俊彦日銀総裁が、経済成長を維持しつつ金利を通常水準に引き上げようとする際に、直面した課題について述べています。
The Dojima Rice Futures Market (堂島米先物市場)
デイビット・モス教授(BGIE)は、堂島米先物市場についてのケースを作成しました。堂島米市場は1730年に設立された世界で最初の先物取引所で、これは1848年に開設されたシカゴ商品取引所の100年以上も前になります。このケースでは、先物取引がどのようにヘッジ機能から投機的取引へ発展したか、また政府はこれらの展開にどのように対応したかについて述べており、学生は先物取引の本質について議論し、理解することができます。
ボストンからの教官等の訪問
2007年下半期には、ジョーダン・シーゲル教授(ストラテジー)、ラウラ・アルファーロ教授(BGIE)、アニタ・エルバース教授(マーケティング)、リンダ・ヒル教授(組織行動)、リン・ペイン教授(ゼネラル・マネジメント)が、研究やケース作成のために来日しました。
アダム・チェイス (アドミッション・ボードの一員) は、入学志願者に対してMBAプログラムと入学審査のプロセスに関するプレゼンテーションを行うために東京を訪れました。エド・ケリー(HBS
Publishingのアカデミックセールス・ディレクター)とキャロル・スイート(HBS Publishingの高等教育のオペレーション・マネージャー)が、日本におけるパートナーとの関係強化と市場開拓のために来日しました。
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